実力がないプロデビューは悲惨
2014.11.05(Wed)
今日のお題 「実力がないプロデビューは悲惨」
これは何を隠そう~
私自身の事です(滝汗っっ)
もう25年以上も前の若かりし頃の話ですが、
下手くそなのに運よく、法村・友井バレエ団の一員に入れてもらうことが出来ました。
バレエ学校でお世話になった三宅先生と桜子先生がこともあろうに、
団長さんに私の事を「とっても踊れる人です」って紹介したと後で聞き青ざめました。
そのせいで入団オーディションも無し!
バレエ団の本公演が控えている時期で、
その大舞台に私は大抜擢で、いっぱいの役柄が当てられてんてこ舞い!
やっぱりプロ集団のバレリーナさん達のすごさに追いつけなくて、
毎日泡を噴きながらリハーサルに追いつめられていた私には
憧れのバレエ団に入団できたというのに地獄の日々でした。
毎日怒られてばっかりでした。
正直つらかったです。
自分の実力の無さが。
それなのに私よりもずっと踊れる先輩たちの方が出演数が少ないんです。
何故なら「太っているから」という理由だけでした。
先輩たちに申し訳ないし、
踊れない自分が不甲斐なく、楽しい筈だった・大好きだったはずのバレエが
プロという仕事になると苦しくて苦しくて・・・・・
チャイコフスキーのあの優美な音楽もあの時は、恐怖音楽に聴こえていました。
必死で先輩バレリーナさん達についていこうとしても
ちょっとやそっとでは、才能豊かな精鋭ダンサーさん達の実力に追いつけるはずもありません。
この時はつらかったですが、
乗り越えた時は嬉しかったです。
この経験はとてもその後の人生には役立ちました。
そんなつらいな経験があったので、ティアラの資格コースにも
陳腐なすぐ資格取得できるようなものにはしたくないというこだわりがあります。
皆さんが私のように苦しまないように。
しっかり確実に。
そして誰もが実力が付く課題で大きく成長できる。
そういう資格取得コースにしました。
皆さん、頑張って修行しましょう~!